趣味でピアノを楽しむのであれば、10歳でも、20歳でも、60歳過ぎてからでも、全く遅いということはありません! 習いたいと思った時が初め時!だと思います
ただ、「楽譜を見ただけで、ある程度パッと弾ける能力」を身につけたいのであれば、話は違ってきます
「楽譜を見ただけで、ある程度パッと弾ける能力」が身についている、というのは、
「脳と指先の連携」ができている状態
です
これができていると、ある程度の曲でしたら、脳が楽譜を認識した瞬間、勝手に指が動いていきます
この能力が身に付いていると、譜読みがと〜っても楽チンなので、好きな曲がすぐに弾けて、ピアノが格段に楽しくなります
子供の頃から、オーソドックスにピアノを習っている子は、だいたいこの能力が身に付いています(ただし練習をサボりがちなお子さんは、その限りではありませんが)
私の経験から言いますと、この能力を身につけられる臨界期は、11〜12歳くらいですね
それも、毎日キチンと練習することが前提です
中学生以上から、まったくピアノが初めての状態でレッスンを開始した場合、本人が何十倍もの努力をすれば身につくと思いますが、本当に時間がかかります
ですので、「楽譜を見ただけでパッと弾ける能力」を身に付けたい場合は、少なくとも小学校5年生くらいまでに、習い始めることをお勧めします
さくらピアノ教室では、自分から「ピアノをやりたい!」というお子さんしかお受けしないので、習いはじめの年齢は、他の教室に比べて遅めだと思います
だいたい、小学校2年生から5年生くらいに始めるお子さんが多いです
みんな自分の意思で習い始めたので意欲も高いですし、年齢もある程度いっているので、家での練習をさせるのも、親御さんが楽です
習い事初めの年齢がどんどん早期化していますが、本人が「絶対やりたい!」と言える年齢になるまで待つことも、長い目で見るといいかもしれませよ
この記事の読者対象は:お子さんがピアノを習っている保護者様/これからお子さんにピアノを習わせたい保護者様(お子様は5才〜小学6年生くらいまでを想定しています)
執筆者:横浜市・磯子区・南区・港南区「できたが見える!さくらピアノ教室」さくらみき
Comments