第一回目は、「家庭練習においての保護者のスタンス」について書きたいと思います。
ピアノを習い始めてしばらくは、お子さんは当然一人で練習することはできませんので、親御さんが練習に付き合うことになります。
細かいところは後日お話しするとして、ご家庭でお子さんの練習を見るにあたって、1つ、気をつけるべき点があります。
それは・・・・・・
親御さんが、お子さんの「先生」にならないこと!
つまり、
「ここはもっとこうやって弾いたらいいんじゃない?」とか
「ここが弾けてないからあと10回!」
など、
レッスンでやるべき内容(曲の中の細かい部分や、練習方法について等)を、ご家庭でお子さんに教えないこと。
親御さんは、お子さんの欠点に目が行きがちなので、これ、無意識にやってしまいがちなんですね。
ピアノにおいての先生は、習っているお教室の先生です。親御さんが先生の役目も兼ねてしまったら、2つの点でよくないことが起きます。
1.先生と違うことを教えたなら、お子さんは混乱してしまう
2.先生と同じこと教えたなら、本人が考えるべきことを奪ってしまうことになるので、自分で何も考えなくなる
親御さんにお願いしたいのは、先生役(ティーチャー)ではなくサポート(コーチ)です。
親御さんはあくまでサポート役に徹しましょう。
この記事の読者対象は:お子さんがピアノを習っている保護者様/これからお子さんにピアノを習わせたい保護者様(お子様は5才〜小学6年生くらいまでを想定しています)
執筆者:横浜市・磯子区・南区・港南区「できたが見える!さくらピアノ教室」さくらみき
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