ピアノを習い始めたばかりのお子さんの練習を親御さんが見る際、何をしたら良いのでしょう?
ありがちなのが、「子どもに弾かせてから親が間違いを指摘して直させる」というパターン。
つまり宿題の曲を弾かせて・・・それに対して
「あ、ここ間違ってるよ、もう一度!」
と指摘して、直させる。
練習時間内はその繰り返し・・・
これは、よろしくないです。
なぜかというと、このやり方だと、親御さんが『先生』になってしまうから!
1月6日の記事「先生は一人でいい!?」でも書きましたが、おうちでお子さんの練習を見る親御さんの役目は、「先生」になることではなく、お子さんの「サポーター(味方)」になること!
そのために、ぜひおうちでやってほしいことがあります。
ピアノのレッスンが終わって、最初のおうち練習の際には、「宿題の曲について、先生が言ったこと」をぜひお子さんに聞いてみてください。
ピアノの先生は、習い始めの生徒に宿題を出す際、ただ「練習してきてね」という出し方はしないはずです。
必ず予習をさせるか、練習の仕方を事細かにお話ししていると思います。
その内容をレッスンノート等に書く先生もいれば、LINE等で保護者に連絡する先生もいるかもしれません。
そもそも、親御さんがレッスンに付き添っていて、内容を把握している場合もあるでしょう。
それでもあえて、お子さんに聞くんです
なぜかというと、お子さんが自分で先生の言ったことを思い出すことによって、
・練習を自分ごととして捉えることができる
・毎回親御さんに聞かれるので、レッスンにより集中するようになる
つまりお子さんに自主性が芽生えるきっかけとなります。
これは今後、お子さんが一人でおうち練習をできるように、独立できるようになるために大切なことなんです。
ぜひ、「先生は何て言ったの?」と、毎回聞いて思い出させるようにしてください。
そのためには、ピアノのレッスンが終わった当日に、おうち練習を一度入れるのが理想です。お子さんが小さければ小さいほど、日が経つとレッスンのことは忘れてしまいますから!
この記事の読者対象は:お子さんがピアノを習っている保護者様/これからお子さんにピアノを習わせたい保護者様(お子様は5才〜小学6年生くらいまでを想定しています)
執筆者:横浜市・磯子区・南区・港南区「できたが見える!さくらピアノ教室」さくらみき
教室ホームページはこちら
https://www.sakurapianocoach.com/

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